お酒が飲めない売れっ子キャバ嬢はいる
キャバ嬢って、お酒に強くてたくさん飲んでいるイメージを持っている人も多いんじゃないでしょうか?
確かに、キャバクラはお酒を扱う職場なので、もちろんお酒は飲めるに越したことはないです。でも、お酒が飲めないからといって、キャバクラで働けないわけではなく、稼げないわけでも、売れっ子になれないというわけでもありません。
例えば、新宿歌舞伎町のNo.1キャバ嬢として圧倒的な人気を誇り、2019年3月で引退した愛沢えみりさん。実は、愛沢さんはお酒が全く飲めないキャバ嬢だったんですよ。
見た目のギャルっぽい印象から、お酒に強そうな雰囲気があるのに、実際のところは全く飲めないというギャップに惹かれるお客さんも、きっと多かったんじゃないでしょうか。
他にも、元銀行員のキャバ嬢としてメディアでもよく紹介されている、六本木のJUNGLE TOKYO在籍のメイサさんも、お酒が飲めないキャバ嬢として知られています。
お酒が飲めないキャバ嬢は別の部分で努力している
愛沢えみりさんやメイサさんのようにお酒が飲めないキャバ嬢は、他に自分の強みを作る努力を人一倍していて、決してお酒が飲めないことをハンデにしていません。
人気キャバ嬢に共通しているのは、とにかくトークが楽しいという強み。お客さんのどんな話題にも対応できるために日々のニュースや話題のトピックはもちろんチェック。お客さんの趣味の話やマニアックな話題にも合わせられるよう、普段からいろんなことにアンテナを張って勉強して、トーク力をとことん磨きます。
お酒が飲めない分、徹底的に会話を盛り上げる姿勢で勝負をするんです。自分はシラフでも、お酒を飲んでテンションが上がっているお客さんにテンションを合わせて、お酒が飲めないことを感じさせない雰囲気づくりが重要。
お客さんが話したことをしっかり覚えておくのも、大きな強みになりますよ。お酒が飲めるキャバ嬢より、飲めないキャバ嬢の方が理性や記憶力が保てる分、むしろ有利なくらいです。お酒の種類や知識を増やして、お客さんが好きなお酒を覚えるのも役立ちます。
キャバクラで長く働くならお酒が飲めないことは素直に伝えよう
プロのキャバ嬢としてキャバクラで長く勤めるつもりがあるなら、お酒が飲めないことを正直に伝えておいた方がいいです。お店側には面接時に、お客さんにはできるだけ早い段階で伝えることをおすすめします。
後になればなるほど言い出しにくくなるし、短期間であれば、うまくごまかしながら乗り切れたとしても、いずれごまかしきれなくなる日がきますからね。
お酒を飲めないことがわかっている上で雇ってくれたのなら、お店の協力を得ることができます。お客さんにも早く伝えておけば、無理やりお酒を飲まされることも基本的にありません。
もし、どうしてもしつこいお客さんがいてお酒を飲まされそうになったとしても、さりげなくノンアルドリンクを用意するなど、飲めないことをちゃんと伝えていればスタッフが助け舟を出してくれるはず。
でも、伝えていなければそうしたフォローができませんよね。
お酒が飲めるか飲めないかは遺伝的な体質で生まれつき決まっているので、残念ながら努力や練習をしたからといって飲める体質に変わることはないんです。
「飲めないキャバ嬢なんて指名したくない」という考えのお客さんに媚びる必要なんて、全くありません。お酒が飲めるか飲めないかではなく、キャバ嬢はトーク力をはじめとした接客スキルや、内面の魅力を磨き上げて中身で勝負しましょう。
キャバクラ全体の売り上げが悪くなっている時は、隙間時間にできる自宅でキャバ嬢ができる副業にチャレンジしてみるのがおすすめです。