キャバ嬢の営業スタイル「ファン営業」
キャバクラには、お客さんに来店してもらうためのいろいろな営業方法があります。
お店が広告宣伝費をかけてチラシを配ったりもしますが、一番大事なのはキャバ嬢自身がの自分でお客さんを呼ぶために、熱心に営業すること。昔からよくあるのが、友達営業と色恋営業です。
友達営業とは
お客さんと友達感覚でカジュアルな気分で来てもらう営業スタイル。
恋愛要素があまり入らないので、売上は大きく伸びづらい傾向があって、関係性を築くのにも少し時間がかかりがちです。
ただ、恋愛の駆け引きが必要ないので、気まずくなって切れてしまうことが少ないというメリットがあります。
色恋営業とは
お客さんにキャバ嬢との疑似恋愛を楽しんでもらいながら、売上アップに貢献してもらう営業スタイル。
こちらは恋愛要素がとても強いので、中には本気になってしまうお客さんもいます。
はじめのうちは熱心に通って売上アップに大きく貢献される傾向があるものの、あまり長続きしないことがほとんど。
- キャバ嬢が自分と本気で付き合ってくれないと分かった途端に来店しなくなる
- ストーカー化しやすい
といったリスクがあります。
最近のキャバ嬢の営業スタイルとして注目されているのは、「ファン営業」。
イメージとしてはアイドルグループなどで人気ナンバーワンになれるように、いわゆる「推しメン」のためにたくさんお金を使うのとよく似ています。
かといって色恋営業は長続きしないし、同時に何人もしようとするとリスクも上がります。
ファン営業の場合、友達営業と色恋営業のいいとこどりをしたような感じで、見返りを求めずにお金を使ってくれて、長続きしやすいというメリットがあります。
ファン営業はSNSを活用して発信し続けることが大事
ファンになってくれる傾向のある男性は、何事にも一生懸命な子を応援したいと考えるもの。ファン営業には、SNSを活用してお客さんの「この子を応援したい」という気持ちをかき立てるのが効果的なんです。
例えば、お店では癒し系のほんわかしたキャラのキャバ嬢なのに、SNS上では将来の夢に向かって資格を取るために勉強を頑張っている様子が投稿されていたら、知らなかった一面が見えて「ギャップ萌え」するかもしれません。
趣味や特技、プライベートの一部をのぞかせるような投稿、お客さんへの感謝のメッセージなども、お客さんの心をくすぐります。
キャバ嬢がファン営業に活用するのにおすすめのSNSは、
- 「Instagram」
- 「Twitter」
- 「ブログ」
スマホさえあれば写真と一緒に短い文章で投稿できるので、いつでもどこでもこまめに発信できます。
また、文章を書くのが得意な人は、普段の自分の気持ちや仕事への姿勢、夢への強い想いなど、ブログに熱く書き綴るのもいいと思います。ぜひ参考にしてみてくださいね。
万が一お客さんの指名が被った時はこちらを参考にしてみてください!